お初にお目にかかります。わたくしは、専業ライターの神埼と申します!前職はバスガイドとして旅行会社に勤務していました。現在は書く仕事に取り組むかたわらで、女性アイドルのライブに行っています。筆者は、とにかく可愛くてかがやいている女の子に目がありません。
さておき。つい先日、筆者は推しを探しに秋葉原のコンカフェへ行きました。理由はタイトルにあるとおり、名古屋で応援していたメイドさんが卒業したからです。
はたして筆者は、萌えの聖地・秋葉原で推しを見つけられるのでしょうか!?
名古屋で推しを発見!しかし彼女は間もなく卒業
愛知県名古屋市の大須商店街といえば、知る人ぞ知るコンカフェの聖地。筆者は学生時代に、とあるメイドカフェに何度も帰宅していました。お店の名前は「MaiLeaf-メイリーフ-」です。
Maileafは、名古屋のコンカフェを愛するご主人様(お嬢様)ならば、知らない人はほぼいないほどの有名店。そこでお給仕していたメイドのSさん(仮名)のことが大好きでした。
ところがSさんのことを知ってから間もなくして、彼女は卒業してしまいます。当時の筆者は悲しみに明けくれました。「もっと推しとお話ししたかった……」
それからお店には何度か帰宅したものの、Sさん以外の推しは見つかりませんでした。
夢から覚めたような気分になった筆者は、名古屋のコンカフェに行くことをやめてしまいます。
数年後。筆者は地元の愛知県をはなれて、関東に引っ越しすることになりました。東京といえば、好きなアイドルのライブが毎週のように開催される場所です。一方でヲタクの聖地「秋葉原」もあります。
筆者は過去の切ない記憶がふとよみがえり、センチメンタルな気分になりました。しかしその反面で「秋葉原に行ってみたい!」「秋葉原のコンカフェに行けば、Sさん以外の推しが見つかるかもしれない」と興味がわきおこります。
そこで先日、筆者の推しを探しに秋葉原へ行ってきました!
推しを探しに行こう!秋葉原の気になるコンカフェ4店を紹介
今回は以下の4店舗を回りました。
*女神の中庭
*幽幻飯店
*魔女の箱庭
*ラビットラバーズカフェ
それではさっそくご紹介します。
※写真はすべて許可を得て撮影しています。実際は撮影不可な場合もありますのでお気を付けください。
⑴まるでRPGに出てくる酒場のような店内が印象的:女神の中庭
最初にご紹介するのは、ファンタジー色の強いコンセプトが特徴的な女神の中庭です。
うわさによると、女神の中庭はダリアアークと呼ばれる王国にあるのだとか。
ここで筆者は思いました。”はて、ダリアアークとはどこにあるのでしょう?”
筆者は文明の利器「スマホ」を取りだすと、地図をひらいて女神の中庭がどこにあるのかを探します。調べたところによると、駅から女神の中庭までの距離はそれほど遠くはないようです!筆者は地図をたよりに歩くことおよそ5分、お待ちかねである女神の庭に到着しました。
お店の扉をひらくと、棚にかざられた無数のお酒が視界に入ってきました。店内の雰囲気をたとえるなら、RPGの世界によく出てくる親しみやすい酒場のようです。
久しぶりにコンカフェへとやってきて緊張していた筆者に、かわいらしいメイドさんが声をかけてくださいました。筆者はメイドさんに案内された席にすわります。
接客してくださったのは、2つ結びがとってもキュートなクロエさんです。最初にお店と料金システムの説明をしていただきました。筆者はどのメニューにしようか迷った末に、fairy set(フェアリーセット)をオーダーします。
このセットは、
・Cafe 1h
・中庭の鍵
・メイドと2ショットチェキもしくはプチシュークリーム
上記の3点がセットになっているお得なコースです。気になるお値段は、通常料金より600円もお得な2000円(税込)。ちなみに中庭の鍵とは、女神の中庭へ入るのに必要なカードのことです。
(中庭への鍵〜princess ver.〜)
筆者はドリンクのメニューをひととおり確認したあと、天界の言葉で「うーりんちい」と呼ばれる飲み物を注文しました。
こちらがうーりんちいの画像です。ひんやりとしていて爽快な味でした。おいしかった〜
店内を見わたすと、筆者のほかにも何人かご主人様がいました。お店によく来ている人たちなのか、とくに緊張している様子はありません。メイドさんと楽しそうにお話ししています。
一方で筆者はコンカフェにくるのは久々だったせいか、若干緊張していました。するとクロエさんが「趣味はなんですか?」と質問してくれます。筆者は女性アイドルのライブに行くことや、Youtubeで動画を見ることが好きです。そう伝えると、好きなアイドルやYoutuberは誰かという話で盛りあがりました。
かわいいメイドさんとおしゃべりしているうちに、緊張の糸がほぐれたのを覚えています。さすが萌きゅんパワーです。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。ふと時計を見ると、もうじきお店を出る時間になると分かりました。
最後に今日お話ししてくださったクロエさんと、2ショットを撮影。
チェキを撮ったあとは、メイドさんが目の前でお絵かきをしてくれます。美少女と写真が撮れるだけでなく、デコレーションまでしてくれるのはうれしいポイントです。
完成したチェキを見た筆者は、思わず「これだよ、これー!!!」と叫びたくなりました。
メイドカフェの醍醐味は人によって異なると思います。しかしひとつだけ言えるのは、好きなキャストと仲よくチェキが撮れるのはコンカフェならではです。
名古屋のメイドカフェに通っていたことを思い返して、なつかしく思うあまりに心で興奮してしまった筆者なのでした。(表向きはクールをつらぬきます。厨二病ポーズ。)
【メイドカフェ 女神の中庭】
アクセス:〒101-0021 東京都千代田区外神田1丁目8番3号野水ビル4階
電話 :03-6206-8286
⑵美少女のチャイナ服姿に萌きゅん⭐︎幽幻飯店
続いておじゃましたのは、チャイナ服を着たキャストさんが魅力的な幽幻飯店です。筆者は横浜市に住んでいるため、おいしい中華と愛らしい中華娘には目がありません。
「どんなお店なのだろう?」と期待に胸をふくらませながら、お店の中に入ります。
のれんのデザインを見るからに、独特の雰囲気がただよっていますね。おまけにキョンシーのお札らしきものが、お店のいたるところに貼られています。
「ようこそ!幽幻飯店へ」店内に入ると、はじけるように快活なキャストさんの声が聞こえました。筆者は気になって顔をあげると、バーカウンターの前に2人の美人さんが立っています。
じゅか(左)さんとめいりん(右)さん
まずお二人とも、中華風のポーズがサマになっていますよね!胸元の開いたチャイナ服が違和感なく似合う人たちは、なかなかいないと思います。そのうえ見目うるわしいとは、もはや申し分ないです。
キャストさんが手にしている黄色い紙は、予想どおりキョンシーのお札でした。
飲み物を注文するときに、キョンシーのお札を持って「鎮まりたまえ〜〜〜!」と言いながら除霊したのは、よい思い出です。
(除霊とは幽幻飯店で作ったドリンクを人間が飲めるようにするためのおまじないなのだとか)
じゅかさん「店内にいくつも飾られているランタンは、夜に外から見るとキラキラと光って綺麗なんですよ!」
たしかに店内で過ごしていると、カラフルで素敵な刺繍の入ったランタンが目につきます。普段はランタンを見かけることはなかなかありませんよね。
店内をひとしきり見学したあとは、席にすわってお料理をいただくことに。
メニュー表を見ていちばん気になった「ショウロンポウ(¥500)」をオーダーしました。
なんの変哲もないショウロンポウが次の瞬間……
ごらんのとおり、器の中で炎がメラメラと燃えさかっています!数秒前にキャストさんが龍を召喚する(=チャッカマンで火をつける)と、おどろくことにショウロンポウのプレートが燃えあがったのです。
筆者はファイヤーマジックを見た瞬間、子どものように舞いあがってしまいました。大の大人がはしゃぐ姿は、さぞ気持ち悪かったことでしょう。それでもやさしく接してくださったキャストさんに大感謝です……。
しばらくすると火がおさまったため、熱々のうちにショウロンポウをいただきました。外側の生地は弾力があってもっちりとしています。一方で中のお肉はジューシーで、食べごたえ十分でした。
退店間際にキャストのじゅかさんと、キョンシーのお札を持ってチェキを撮りました。
幽幻飯店は、異国情緒を味わいたい人にぴったりのコンカフェです。ほかにもチャイナ服姿のキャストさんと話してみたい人や、おいしいショウロンポウを食べてみたい人にも適しています。
【幽幻飯店】
アクセス:東京都千代田区外神田 3-1-10 OAK akihabara 5F
電話 : 03-6206-0029
⑶キュートな魔女が幸せにしてくれる♡魔女の箱庭(Witches Garden)
3店舗めは、幽幻飯店と同じビルの4Fにある魔女の箱庭(Witches Garden)に行きました。
(↑魔女の箱庭へ入園するのに必要なジョブカード(左)と、集めるといいことがあるタロットカード)
魔女の箱庭には、見た目も性格もとびきりキュートなキャストたち(魔女)がいます。公式の情報によると、彼女たちは幸せのカケラを創り出すために、日々研究しているのだとか!
キャストが魔女と呼ばれているのに対し、お客様は旅人と名づけられています。旅人が笑顔になったり幸せを感じたりすると、魔女たちはパワーアップするのです。内容を見るからに、素敵なコンセプトですよね。
筆者が入店すると魔女さんから「手洗いとうがいをお願いします」と声をかけられます。
言われるがままにお手洗いへ行き、手洗いとうがいをすませてから着席しました。そのあとに検温やアルコール消毒をおこないます。昨今は感染症拡大が心配されているため、当店のようにしっかりと感染症対策がとられていると安心しますね。
魔女の箱庭では、バーカウンター越しに魔女のみなさんとおしゃべりを楽しめます。この日は3人の魔女が接客してくださいました。おどろくことに3人とも可愛かったです。
筆者は新人魔女のネロちゃんをひと目見た瞬間、釘づけになりました。金に黒のメッシュが入った髪、大きな瞳、そして耳にはキラキラのピアスがいっぱい。彼女は黙って立っているだけでも美少女です。しかしネロちゃんは、笑顔になるともっと愛くるしいのが魅力的だなと思いました。
たどたどしい口調ではあるものの、一生懸命にお店のシステムを説明してくれるネロちゃん。頑張り屋さんが大好きな筆者は、短時間で彼女のファンになってしまいました。
ネロちゃんにお店のイチオシメニューを聞くと「明太きのこクリーム」と返事がかえってきます。魔女の箱庭で提供している豊富な料理のなかでも、とくにパスタがおいしいのだそうですよ!
そのほか、魔女とシェアできる一品料理やパンケーキなどのおいしそうな料理がありました。ちなみにパンケーキを注文すると、魔女がその場でお絵描きしてくれます。キャストさんにパンケーキのデコレーションをしてもらえると、特別感がありますよね。
魔女の箱庭で見つけた天使・ネロちゃんとチェキを撮りました。
アットホームな雰囲気の当店では、ご主人様(お嬢様)一人ひとりが楽しめるような工夫がなされています。
たとえば、お店にいるすべての魔女が順番に話しかけてくれるところ。他店の場合は、店内が混雑しているとメイドさんは料理を提供したり歌を歌ったりと忙しいです。そのためこちらがお話ししたくても、十分におしゃべりできないことがあります。
一方で魔女の箱庭に在籍している魔女は、ご主人様(お嬢様)のことをよく気にかけてくださいました。ひとりのご主人様(お嬢様)とずっと話すのではなく、店内にいるすべての人に、まんべんなく話しかけてくれます。筆者は、キャストさんのさりげない心くばりが素敵だなと思いました。
落ちついた空間でおいしいご飯を食べつつ、ラブリーな魔女とお話ししたい人は、魔女の箱庭へぜひ行ってみてください。
【魔女の箱庭(Witches Garden)】
アクセス:東京都千代田区外神田3-1-10 OAK akihabara 4F
電話 : TEL : 03-6206-0029
⑷ゴスロリちっくな制服のキャストがお出迎え!ラビットラバーズカフェ
最後におとずれたのは、ラビットラバーズカフェです。公式ホームページを拝見し、キャストさんの制服がかわいくて行ってみたくなりました。
残念ながらお店で写真は撮影できなかったため、公式ホームページ
のURLを載せておきます。筆者は首からかけている緑色のネクタイが、他のお店にはないデザインでかわいらしいと思いました。
さておき、ラビットラバーズに行った感想をお伝えします。
筆者はお店の前で立ちどまり、ガラス張りの扉を外側からのぞきました。すると体が緊張でこわばるのを感じます。なぜなら店内はすでにほぼ満席で、かなり盛りあがっていたからです。
ここで筆者がドアをあけたら、絶対に注目が集まる……そう考えるとガクブル(死語)してしまいました。
しかし秋葉原への潜入調査は中断できません。筆者は秋葉原に推しを探しにきたのですから。せめて推しを見つけるまでは帰れない!
筆者はドンドンと鳴り響く心臓を落ちつかせるため深呼吸します。そのあとに意を決して扉をあけました。
〜カランコロン♪
「いらっしゃいませ〜」元気よく声をかけてくれるキャストさんたち。すると店内にいた人たちの目線が筆者へと集中します。
(み、見ないで〜〜〜!)筆者はマスクの下で表情をこわばらせつつ、ゆっくりとカウンターに近づき着席しました。
「初めてですか?」そう声をかけてくれた人の顔を見ると、言葉につまってしまいます。なぜなら目の前に立っているキャストさんが、あまりにもきれいな人だったからです。くりんとした猫目に厚いくちびるが印象的なお姉さんでした。
筆者が初めてで緊張していると返すと、キャストさんは「え〜緊張しないで」と笑ってくれます。その笑顔にだんだんと心がほぐれていくのを感じました。
その人だけでなく他のキャストも、いささか口下手な筆者に優しく接してくれたため嬉しかったです。
お店ではワインを飲みながら、キャストさんと好きなお酒やYoutuberの話をしました。実際に話してみてわかったこと。ここでお給仕しているキャストさんは、かなりの盛り上げ上手です。なおかつ積極的に色々な話題を振ってくれるため、人見知りな性格の筆者にとっては助かります。
アイドル級に可愛いキャストさんと会いたい人や、コンカフェで陽キャ気分を味わいたい人は、ラビットラバーズカフェに足をはこんでみて下さい。
一方で当店はバーの営業がメインのため、とにかくお酒の種類が多いです。正確な数は把握できなかったものの、見たところざっと30種類は用意されていました。
にぎやかな雰囲気が好きで、なおかつお酒を楽しみたい人にとっては、楽園のようなお店なのではないでしょうか。
【ラビットラバーズカフェ】
アクセス:所在地 :東京都千代田区外神田3-8-13 田口ビル1F
電話 :03-6260-9767
まとめ:応援していた名古屋のメイドが卒業したので、秋葉原で新たな推しを探してみた
今回おじゃましたのは、下記の4店舗です。
・女神の中庭
・幽幻飯店
・魔女の箱庭(Witches Garden)
・ラビットラバーズカフェ
1店舗目の女神の中庭は、親しみやすい店内とすてきな笑顔のキャストさんが印象に残っています。つづいて幽幻飯店は、チャイナテイストの強いコンカフェで個人的にドツボでした。お店の雰囲気だけでなくキャストさんの接客もすばらしかったです。
筆者は3店舗目におとずれた魔女の箱庭(Witches Garden)にMVPを贈呈します。接客・キャストさんのビジュアル・料理などを総合的に見ていちばんよいと思いました。
4店舗目のラビットラバーズカフェは、キャストさんの制服がゴスロリのようで好きです。キャストさんやほかのご主人様と、ワイワイ楽しくお酒が飲みたい人はお出かけください。
最後に肝心の「秋葉原で推しは見つけられたのか?」というテーマにふれておきます。結論から言うと、1度コンカフェに行ったくらいで推しはさだまらない!何度もお店に通いつめて、やっとコンカフェの女神に出会えるのかもしれません。
それはそうと、さすがコンカフェ激戦区の秋葉原は、レベルが高いお店ばかりでした。筆者の推しは見つからなかったものの、久しぶりのメイド喫茶は楽しかったです。
いつかまた秋葉原を訪れた際には、今回とはコンセプトのちがうお店に行こうと思います!
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